有料老人ホームに関する専門用語を
まとめました。
「ら行」の用語
ら
り
リバースモゲージ
老後の生活資金を調達する方法のひとつです。持家を担保にして融資を受けることができるシステムで、本人が亡くなられた場合は、担保になっていた不動産が売却され、借入の一括返済金にあてられます。地方自治体が運営するサービスと、信託銀行などの民間企業が運営するサービスがあります。
リハビリテーション
身体障害者が社会に再び適応するために、減退した身体機能や能力を回復する機能訓練のことを指します。
利用権方式
建物賃貸借契約及び終身建物賃貸借契約以外の、有料老人ホームで居住する権利形態のひとつです。入居一時金を支払えば、有料老人ホームで居住する権利や生活支援などの各種サービスを利用する権利を得ることができます。
る
れ
ろ
老人福祉施設
都道府県や市区町村、社会福祉法人などによって高齢者のために設置された、老人福祉法に基づく施設です。在宅サービス施設としては、「老人デイサービスセンター」、「老人短期入所施設」、「老人福祉センター」、「老人介護支援センター」があります。また、入所施設としては、「養護老人ホーム」、「特別養護老人ホーム」、「軽費老人ホーム」があります。「有料老人ホーム」は、老人福祉法上は老人福祉施設とはされていないため、これらの施設とは分けて考えられます。
老人保健施設(老健)
施設サービスのひとつで、通称「老健」と呼ばれます。病院を退院した後、自宅への戻るためにリハビリテーションが必要な場合に入所できる、病院と自宅の中間に位置する施設だといえます。施設サービス計画に基づいて、在宅復帰をめざした集中的なリハビリテーションを受けられますが、入所できる期間が限られています。定期的に、在宅復帰できるかどうかを判断する判定会(入所判定会)が開かれます。
老老介護
介護する人が高齢者である場合のことを指します。老夫婦であって、どちらかがどちらかを介護する場合などがその例です。こうした老老介護の場合、介護疲れや介護倒れになることが多く、高齢化社会の現代では深刻な問題となっています。