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近年増加するペット可の老人ホームの現状とは?〜施設でも愛するペットと一緒に過ごす〜

近年増加するペット可の老人ホームの現状とは?〜施設でも愛するペットと一緒に過ごす〜

公開日:2018.03.14

現在、多くの家庭でペットが飼育されていますが、国内で飼われている犬と猫の総数は2061万頭(※1)にもおよび、多くの犬や猫が家族同然のように愛されています。

ところが、飼い主の高齢化や死亡に伴い飼育困難になるケースが近年頻発しているのです。行き場を失ったペットたちはNPO団体や有志の人たちによる保護や引き取りが行われていますが、受け入れる数に限界があります。

このような中、ペットと一緒に入居できる老人ホームが少しずつではありますが増えてきているのをご存知でしょうか?

近年増加するペットと飼い主の「老老問題」

ペットと飼い主の老老問題.jpg

日本人の平均寿命が男女ともに80歳を超えるようになり、人生100年時代とも呼ばれるようになりました。長寿大国となったその背景には医療の進歩、衛生状況の改善、食生活の充実などが挙げられますが、その恩恵を預かっているのはなにも人間だけに限った話ではありません。かつては10年程度の寿命だった犬猫も、平均して14~15歳くらいまで長生きするようになりました。

その一方で、飼い主とペットの「老老問題」も表面化してきました。

飼い主が家族と同居している場合は、家族が交代で世話をすることができますが、独居または高齢者のみの世帯では、代わりに世話を頼める人が近くにいないため、日常の世話が難しくなります。中には家族と離れて暮らす寂しさを紛らわすためにペットを飼い始めた人も多いのです。

最近では介護支援専門員(ケアマネジャー)に寄せられる相談内容の中でも、現在飼っているペットの処遇を案ずる声が増えているようです。飼い主が死亡して引き取り手のないペットたちは、運がよければボランティアの人たちによって保護されますが、残念ながらそのほとんどは保健所に引き取られ殺処分されることになります。

「もしも自分が先に死んでしまったら、この子はどうなるのだろうか......」

自分の健康とペットの将来について二重で不安を感じながら日々過ごしていくことは本当に辛いことなのです。

安心と幸福を追求する、「ペットと同居可」老人ホームの登場

ペット可の老人ホームとは.jpg

2012年にオープンした特別養護老人ホーム「さくらの里 山科」(神奈川県横須賀市)では、入居者がペットと暮らせる「伴侶動物福祉」を導入し話題を呼びました。

通常、齢を取り施設に入るようになると、健康上食べてはいけないものがあったり、外出が億劫になり好きな場所に行けなくなったりと、日常の生活に制限が生まれてきます。

ペットと一緒に暮らすこともその内の一つで、施設への入居を理由に愛するペットと離別してしまうことは避けられないものでした。そのような中、「QOL(Quality Of Life=生活の質)」の維持・向上のためにも、お互い最期を迎えるまで愛するペットと一緒に暮らせる場を提供するという前代未聞の画期的な事例でした。

そして現在では、有料老人ホームをはじめ、サービス付き高齢者向け住宅やシニア向け分譲マンションでも「ペット入居可」の施設や物件が増えてきました。

もちろん、動物嫌いの人やアレルギーを持つ人もいるため、居住する区分を分けることや、場所によってはペット立入禁止にするなどの配慮は必要です。動物と同じ空間で生活をともにするため、手足を洗うための水場の設置や、定期的な予防接種の義務、去勢・避妊手術の実施など、トラブルなく快適に暮らしていくために守らなくてはいけない項目はいくつかあります。

それでも愛するペットと一緒にいる時間が確保できるうえ、ペットを通じたほかの入居者たちとのコミュニティの形成にもつながるため、動物好きの人にとっては好ましい環境であることは間違いなさそうです。

動物と触れ合うアニマルセラピーの効果

また現在、動物との触れ合いを通じて心の平穏を維持してもらおうという「動物介在療法」「動物介在活動」などの「アニマルセラピー」が注目されており、ペット可ではなくても、レクリエーションで動物との触れ合いを行っている施設も存在します。

動物との触れ合いは慣れない環境で暮らすストレスや日々感じる孤独感を軽減できる可能性も秘めており、認知症改善や情緒安定などの効果が期待できます。

これまで動物に縁がなかった人でも、同じ空間でペットたちと過ごすことによって心が穏やかになり、攻撃的な言動や行動が落ち着き、認知症が緩和されたという報告もあるようです。

動物へ対する、よき理解者たちの協力が必要に

ペットと同居するには理解者が必要.jpg

全国の老人ホームを紹介するポータルサイトも日々充実してきており、ペットとともに暮らせる施設もピンポイントで検索できるようになりました。

◎有料老人ホーム検索「探しっくす」全国のペットと暮らせる施設特集

ペットと同居できることをセールスポイントにした施設や物件が増えているものの、全国レベルで見れば、まだまだ数が少ないのが現状です。やはり動物を室内に入れることによる、夜鳴きや建物への破損といったトラブルを懸念する声や、日常的にペットを散歩に連れて行く人員の確保などの問題があります。

いくら老人ホームで暮らしていても、動物の世話は介護サービスに含まれない(介護保険の適用範囲外)ため、体の不自由な飼い主の場合、基本的にはボランティアスタッフや施設の職員が休憩時間を使って散歩や排せつの世話を代行しているのが現状です。多くの理解者、賛同者がいるからこそ、「ペット同伴」の老人ホームが成り立っていることも忘れてはいけません。

終わりに

ライフスタイルが変わり、「ペットは大切な家族の一員」という考え方を持つ人が増えてきました。それに合わせてペットとどのように暮らし、老後を迎えるかということを真剣に考えることが必要です。

今回ご紹介したように、ペットと末永く一緒に暮らせる環境は徐々にではありますが整いつつあります。人間と動物。お互い最期まで一緒に居られる時間が増えることが、両者にとって最善の幸福となるのではないでしょうか。

※1 一般社団法人ペットフード協会調べ(2013年)

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