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老人ホームにおける集団感染対策について|老人ホームのコラム

老人ホームにおける集団感染対策について|老人ホームのコラム

更新日:2021.03.09

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新型コロナウイルスの感染拡大によって、医療施設や老人ホームでのクラスター(集団感染)が確認されるようになりました。健康面に大きな不安を抱えている人が大勢集まる場所であることから、入院(入居)している本人はもちろん、家族も心配が尽きないところです。

同時にコロナがなかなか収束しない現状から、老人ホームへの入居を見送る方も増えているようです。このような厳しい情勢の中、老人ホームが実践している感染症対策を改めて確認してみたいと思います。

高齢者にとって深刻な感染症問題

一般的に高齢者は、健康な成人と比べて免疫力が衰えていることから、さまざまな感染症にかかりやすくなっています。いま現在、猛威をふるっている新型コロナウイルス以外でも、インフルエンザ、ノロウイルス(感染性胃腸炎)が代表的な症例で、特に空気が乾燥しやすい冬の季節は、細菌やウイルスが飛散しやすい条件が整っているため、各施設とも感染対策には神経を尖らせています。また、高齢者に多くみられるMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)は、院内感染を起こしやすい上、抗生物質が効きにくい特徴があるため、こちらも注意が必要です。

新たな感染を防ぐためには、その経路を遮断することが最重要です。そのため、施設で働く職員一人ひとりが徹底した予防対策をすること。これは決して勤務中に限った話ではなく、休みの日に自宅にいるときや外出中も含めて感染対策をおこなう必要があります。また、ノロウイルスは食材や食器を媒介に感染が広がることから、肌や粘膜に接触する物の洗浄、加熱殺菌、冷蔵保管を徹底してウイルスが広がらないように努めることも重要です。

老人ホームにおける具体的な対策事例

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うがいと手洗いの徹底

施設への入館時にうがいと手洗いを欠かさず実施します。また、何か物を触ったあと、こまめに手を洗い、同時にアルコールや次亜塩素酸水などで消毒をします。とにかく外部から細菌やウイルスを持ち込まないことが最大の予防策になります。

接触場所の消毒

建物の中では、多くの人が接触する箇所がたくさんあります。ドアノブ、照明のスイッチ、テレビのリモコン、エレベーターのボタンなどです。こういった箇所を1日に数度、アルコールスプレーで消毒して回ります。

排せつ物と嘔吐物の適切な処理

大腸菌などは人間の排せつ物を媒介に感染が広がります。そのためおむつの交換時などは迅速かつ適切な処置が求められます。もちろん介助者が感染する可能性もあるため、衛生用の使い捨て手袋やビニールエプロンを着用します。汚物が洋服やシーツに付着することもあるので、そういった場合は速やかに新しいものに交換します。

予防接種

インフルエンザなどに感染しないための予防接種です。今後は新型コロナウイルスへの予防接種も徐々に進んでいくものと思われます。

換気

新型コロナウイルス予防への機運が高まると同時に、改めて換気の重要性が指摘されるようになりました。しかし、高齢者が暮らす居室では、急な温度の変化によって体調不良を引き起こす可能性も否定できないため、入居者に意見を伺いながら、少しずつ窓を開けるようにします。

湿度管理

加湿器を使用して一定の湿度に保つことで、空気感染のリスクを低減します。しかし、貯水タンク内に付着した"ぬめり"から発生したレジオネラ菌が室内に噴霧されたことによる感染死亡例もあるため、加湿器の定期的な清掃を忘れてはなりません。

入居者の健康状態についての情報共有

入居者に少しでも体調異変がみられた場合、申し送り時に次の時間帯の介護士に報告するなどの情報共有をおこないます。

来訪時に家族が注意するべきポイント

すでに誰もが心がけていることかとは思いますが、来訪時のマスクの着用を徹底すること。そして、入館時の手指の消毒も必須です。

建物内にいる間は、ほかの施設利用者とすれ違うこともあります。飛沫感染のリスクを少しでも軽減するため、会話は極力小さな声でするようにしてください。

食品や花き類の持ち込みは、必ず施設側の確認を取るようにしてください。飲食時の行動によって感染の危険性が少なくともあるからです。

このほか、体調が少しでも悪いと感じたら、無理な面会は控えて別の日にスケジュールを組み直して再度来訪するようにしてください。

感染症でも老人ホームに入居できる

新型コロナウイルスの感染者が日増しに増えていますが、この状況が続けば「コロナの感染者は入居を断られるのではないか?」と心配する人も出てくることかと思います。しかし、インフルエンザや肺炎、結核といった病気は、きちんと完治すれば入居を断られるケースはありません。

一方で、ウイルス性肝炎(B型、C型肝炎)やHIV感染症(エイズ)といった治療が困難な病気もあります。しかし、これらの多くは母子感染や人間の粘膜を伝わって感染する病気であって、日ごろの入居者同士もしくは介護者-入居者間の接触によって感染することはまず考えられません。

入居の可否については事業者独自の基準があります。過去の既往歴については、まずは相談してみてください。いずれにしろ、申込み時には「健康診断書」と同時に過去の病歴がわかる書類の提出が求められます。過去の既往歴を隠して入居審査に有利に働くように仕向けることは絶対にNGです。後々、偽装が発覚した場合、重大な契約違反として退去を迫られる場合があります。

施設見学や面会を希望する場合は、オンラインを活用しよう

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新型コロナウイルスの感染拡大によって、老人ホームの施設見学が従来どおり開催されにくくなっています。実際の暮らしの様子を目の当たりにしないまま入居先を選ぶことは、絶対に避けて通りたいはずです。

このような現状の中、オンラインでの相談はもちろんのこと、WEBカメラを介して施設内の雰囲気を感じてもらおうとする動きが活発になってきました。入居後に関しても同様に、現在はオンラインでの面会を推奨している施設が多いようです。

自宅などにおける、携帯タブレットなどの通信機器とWi-Fiが使える環境が必須となりますが、コロナ禍のいま、こういったITを利用したサービスは、少しでも施設選びの参考になるはずです。また、遠方に住んでいて気軽に移動できない家族もいるため、オンラインでの見学や面会は今後ますます発展していくはずです。

終わりに

現在、高齢者施設でのクラスターがたびたびニュースで取り沙汰されていますが、厚生労働省のガイドラインに従って、各施設とも感染症予防に努めています。職員の不断の努力によって、実際に多くの感染が水際で食い止められているはずです。

面会や見学に訪れる家族も一人ひとりが感染予防に努め、これ以上クラスターを発生させないよう高い危機意識をもって行動するようにしてください。

 

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