介護施設の種類を知る

介護付き有料老人ホーム(外部サービス利用型)

介護付き有料老人ホーム(外部サービス利用型)とは

平成18年の介護保険法改正の際に新しく設けられた仕組みで、介護等のサービスが付いた有料老人ホームです。 「介護付き有料老人ホーム(一般型)」との違いは、ケアプランの作成や生活相談、安否確認等はホームのスタッフが行っていますが、実際の介護は、委託された介護サービス事業所が提供しています。

介護付き有料老人ホーム(外部サービス利用型)の入居条件

基本的には65歳以上が入居対象ですが、60歳以上を対象にしている施設もあります。 入居条件は「一般型」の介護付き有料老人ホームと同様です。「自立型」「介護型」「混合型」の大きく分けて3種類があり、自立型は入居時に自立生活ができることが条件となっています。介護型は要支援・要介護の方の受け入れが可能であり、混合型はその両方の受け入れを行っています。

介護付き有料老人ホーム(外部サービス利用型)の費用

介護度により異なりますが、「一般型」は基本的なサービスの利用が定額ですが、 「外部サービス利用型」はサービスを利用した時間帯や回数に応じて費用を支払わなければならず、限度額を超えた分については全額自己負担となります。 これにより、「外部サービス利用型」の場合、介護度が重度化し、利用するサービスが多くなると、「一般型」よりも負担が大きくなる可能性があります。

介護付き有料老人ホーム(外部サービス利用型)のメリット・デメリット

メリット

今までの老人ホームは、入居される方の選択肢が少なく、ほとんどが施設側が決めた一様のサービスが提供されていましたが、「外部サービス利用型」は入居者自身の状況に合わせ、一人一人の希望にあったサービスを提供することが可能です。

デメリット

「一般型」の場合は、原則として一日あたりの介護費用が一定になりますが、「外部サービス利用型」は基本サービス費の他に、利用したサービスごとに費用を払う必要があるため、介護費用が高額になる可能性があります。

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